オセアニア
水平線と、潮の匂いと、石の色
海の向こう側
オセアニアの旅は、水の存在が常に意識される。波の音が背景にある。空と海の境目が曖昧になる時間。島と大陸のあいだで、人がどのように暮らしてきたかを、ゆっくり観察する。
潮と光のあいだ
オセアニアの海は、色が濃い。光の反射が強く、水平線がはっきりしている。島と島のあいだをフェリーで移動すると、風の向きが変わるたびに海の匂いが少しずつ違うことに気づく。
シドニーの港は、朝と夕方で全く別の場所に見える。朝は白く輝き、夕方は影が長く落ちる。波の音は、街の中心でも聞こえる。
海を渡る旅では、船の揺れと、風の温度を記憶に残す。