オセアニア

水平線と、潮の匂いと、石の色

海の向こう側

オセアニアの旅は、水の存在が常に意識される。波の音が背景にある。空と海の境目が曖昧になる時間。島と大陸のあいだで、人がどのように暮らしてきたかを、ゆっくり観察する。

シドニー・オペラハウスと海
AUSTRALIA • SYDNEY

港の朝、帆の影

オペラハウスを背に、フェリーがゆっくり出ていく。朝の光が水面に落ち、波が白い壁に当たる。観光客の少ない時間に、桟橋の端で海の匂いを嗅ぐ。

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ニュージーランドのフィヨルド
NEW ZEALAND • SOUTH ISLAND

フィヨルドの霧

ミルフォードサウンド。朝の霧が山の間をゆっくり流れる。船のエンジン音だけが、静かな水面を割る。水平線がほとんど見えない日。

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海辺の光
AUSTRALIA • TASMANIA

南の島、風の音

タスマニアの海岸。風が強い。波が岩に当たる音が、森の奥まで届く。赤い土と、青い海の境目に立つ。

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潮と光のあいだ

オセアニアの海は、色が濃い。光の反射が強く、水平線がはっきりしている。島と島のあいだをフェリーで移動すると、風の向きが変わるたびに海の匂いが少しずつ違うことに気づく。

シドニーの港は、朝と夕方で全く別の場所に見える。朝は白く輝き、夕方は影が長く落ちる。波の音は、街の中心でも聞こえる。

海を渡る旅では、船の揺れと、風の温度を記憶に残す。